私が患っていた男性型脱毛症という症状は、男性ホルモンが原因となって脱毛物質を生み出してしまうことによって生じます。
この脱毛物質を作らないようにするために提供されているのが、プロペシアという医薬品です。
ただ、説明を受けた段階ではかなり不安がありました。
元々、私は薄毛の症状は医薬品など医学的な観点からは改善できないと考えていたからです。
昔は、年齢とともに髪の毛が抜け落ちていくことは仕方がないことであると教えられてきたので、こういった状態になったとしてもクリニックで改善することは難しいという先入観がありました。
プロペシアという医薬品があると紹介された時にも、本当にそれで状態が改善するのか、体調が悪くなったりしないのかという不安がかなりありました。
現実的な説明を受けていても、初期段階では脱毛症状が逆に生じてしまうという作用があるということを聞いていたからです。
これは、初期脱毛と呼ばれる症状でプロペシアの作用でそうなると言われていたのですが、実際にこのような話を聞くと効果が存在するかどうかで疑いが生じてしまいます。